2018年6月4日月曜日

【圧力明記せず】北朝鮮の非核化に関して、今こそ対話を!


小野寺五典防衛相は3日、訪問先のシンガポールで米国のマティス国防長官、韓国の宋永武国防相と会談した。その後、北朝鮮の完全で検証可能かつ不可逆的な方法での非核化に向けた外交努力を引き続き支援するとした共同声明を発表した。声明に「圧力」という表現は盛り込まれなかった。
日米韓防衛相:対北朝鮮「圧力」明記せず 共同声明 - 毎日新聞

小野寺防衛省は米韓両国防衛省との三日会談で、北朝鮮圧力路線の共有を目指したようですが、結果トランプ大統領が米朝会談を前に「最大限の圧力」を口にするのは望ましくないとした意向に従わざるを得ないと判断した為か、「国際社会が連携して対応することが重要だ」との発言にとどまっています。

さらに日韓連携の演出も不発と言わざるを得ない状況。
韓国の宋(そん)国務長官が北朝鮮政策を真っ向から批判した為です。小野寺防衛大臣の『交渉を核兵器開発の時間稼ぎに使かってきた北朝鮮に騙されてはいけない』、という主張に対して、宋国務長官は『北朝鮮を疑い続けては対話に支障が出る』と反論。日韓二国間会談は20分で終了し、日本側に戸惑いが広がり、韓国側には『北朝鮮と対話を進める上で日韓結束のアピールは得策でないと計算が働いた事は明らかだ』(上毛新聞報道)という見方が出ています。

マティス国防長官もシンガポールでの演説時に『北朝鮮が核放棄に応じない場合に軍事オプションを行使するのか』と問われ、言葉を濁している。トランプ大統領の歩調に合わせた公算が大きいのでしょう。

「圧力」という言葉自体を使わない様にしようとするトランプ大統領と圧力路線に不快感を示している韓国との関係性において足並みの乱れが露呈しています。


北朝鮮の動向を厳しくチェックしつつも、各国と協力して非核化を進めていく事は日本の国益にもつながることであると考えます。
今こそ対話を!

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